脱毛症や乏毛症、抜毛症等のお子さんにウィッグを。

「一般社団法人 ウィッグドネーションDa-re」は、脱毛症や乏毛症、抜毛症等のお子さんにウィッグをプレゼントする活動です。

一般社団法人 ウィッグドネーションDa-re

Da-re.39 届きました!

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ドネーションウィッグ39号がお子様に贈られました。
受け取られたお子様から、プレゼンターである㈱グランブルー様へお礼のお手紙が届いております。

(お子様より)
㈱グランブルー様
こんにちは。私は千葉県に住む12歳です。
4月から中学生になります。
髪の毛を失ってから4年もたちます。いまだに生えてこなくて悲しいです。

髪の毛がない事で周りから見られたり、嫌なことを言われたりすることもあります。
ダンスやプール、挑戦したいことも、人の視線が気になり自分に自信が持てなくて諦めてきました。
そんな自分が嫌で・・でも4月から中学生になるのでウィッグをつけ、興味のあることに挑戦していきたいです。

グランブルー様、会ったことのない私にプレゼントしていただき感謝してます。
ありがとうございました。


この4月から中学生!まずはご入学おめでとうございます☺
千葉県にお住まいとの事なので、またしばらくコロナの影響で学校はお休みかな?
中学生になると部活が始まるし、小学生の時と比べて環境が大きく変わるよね。
今まではなかなか自分に自信が持てなかったとの事だけど、今はどうかな?
心の中では変わりたい思っていても、そんなに急に気持ちは切り替えられないよね。

>そんな自分が嫌で・・
そっか。その気持ちも大切な自分の心の声だよね。
これから少しずつ、嫌いなところよりも好きなところを見つけて増やしていけたらいいね。

心と体が徐々に子供から大人へと変化していく12歳という年齢。
私自身の当時を振り返ってみても、やはり周りの目は気になるし自分に自信などとても持てずにいました。

目が大きくてかわいい子。背が高くてスタイルのいい子。頭が良くてスポーツもできる子。
そのどれもを持ち合わせない私はひどいコンプレックスの塊。自分の良さなんてひとつも思いつかなかった。容姿に関する悪口もたくさん言われたし、言いました。

だからこうして悩みを打ち明けてくれる子に「そんなの気にしなくていいんだよ!」「周りが何と言おうと胸張っていかなきゃ」・・なんてとても言えなくて。
大人が放つそんな言葉の数々は、彼女たち思春期ど真ん中世代の子たちにとってまるで救いにならない事も知っているから。

今はきっと「髪の毛さえあったらこんなに自分を嫌いにならずに済んだのに・・」と思う気持ちが心を占めていると思う。
その気持ちを否定しないで、「そうだよね」とまずは共感したい。

共感の前に激励やお説教が先にきちゃうから、「誰も自分の気持ちなんてわかりっこない」と子供が感じてしまうんじゃないか。そう思うのです。
「今」を悩み生きる子供達に、そんなむなしくて寂しい思いはさせたくない。

悩みを抱える子供への関わり方。寄り添い方。
私もまだまだですが、まずは自分自身の当時を振り返ってみることからではないかと感じています。

頂いたお手紙は責任をもってプレゼンター様へお届け致します。
この度はウィッグドネーションDa-reにあたたかいご支援をお寄せ頂き、誠にありがとうございました。

協賛企業:㈱グラングルー様ホームページ
http://g-bleu.co.jp/