脱毛症や乏毛症、抜毛症等のお子さんにウィッグを。

「一般社団法人 ウィッグドネーションDa-re」は、脱毛症や乏毛症、抜毛症等のお子さんにウィッグをプレゼントする活動です。

一般社団法人 ウィッグドネーションDa-re

Da-re.38 届きました!

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ドネーションウィッグ38号がお子様に贈られました。
受け取られたお子様から、プレゼンターである㈱グランブルー様へお礼のお手紙が届いております。

(お子様より)
㈱グランブルー様
かわいいウィッグありがとうございます。とてもうれしかったです。
かみの毛ないけどいっしょうけんめいおくすりを飲んでがんばります。


とっても上手な「鬼滅の刃」禰豆子ちゃんのイラストつき!!
小学3年生でこの画力はすごいです・・・絵の才能があるんだね☺

お薬を飲みながら治療を頑張っているとのこと。
こうしてアニメや漫画からも勇気や元気をもらっているのかな。

私も少年漫画が大好きで、人生の教科書は「NARUTO」。
生まれたとき、体の中に里を壊滅に追い込んだ九尾の狐を封印され、里の人々に忌み嫌われながら少年時代を過ごした少年のストーリーです。

ナルトは持ち前の根性と負けず嫌いで、周囲の目を変え、仲間を持ち、誰よりも強くなっていきます。
とてつもなく長いストーリーにつきここではすべてを語りきれませんが、悲しい戦を何度も経ながら親友のサスケを取り戻し、最終回では2児の父となり、子供の頃からの憧れだった火影となりました。

人の運命なんて生まれながらにして決まっている。
努力ができるのは努力できる環境にある人間だけだ。

これが「NARUTO」に出会った当時16歳の私の価値観でした。

今はもう、そうは思っていません。ナルトにそれは間違っていると教わったからです。ナルトに負け、結果として運命の呪いから解き放たれたネジのように。
今でも辛い時や元気が出ない時は「NARUTO」を読み返しています。

髪の毛の病気になってしまったこと。それは確かにつらく、悲しい事でしょう。
ならずに済むならその方が良いに決まっています。しかし、こればかりはどうする事もできません。

でも、
「自分は病気だから幸せになんかなれない」と決めつけて生きていくのか。
それとも「自分は病気だけど、何事も諦めずに生きていくんだ」と前を向くのか。

それは自分で選ぶことができます。

後者を選ぶと自分に誓うことができた時。
それはきっと、強くなれる理由を知った時なのかもしれませんね。

頂いたお手紙は責任をもってプレゼンター様へお届け致します。
この度はウィッグドネーションDa-reにあたたかいご支援をお寄せ頂き、誠にありがとうございました。

協賛企業:㈱グラングルー様ホームページ
http://g-bleu.co.jp/