脱毛症や乏毛症、抜毛症等のお子さんにウィッグを。

「一般社団法人 ウィッグドネーションDa-re」は、脱毛症や乏毛症、抜毛症等のお子さんにウィッグをプレゼントする活動です。

一般社団法人 ウィッグドネーションDa-re

Da-re.10 届きました!

ドネーションウィッグ10号がお子様に贈られました。
受け取られたお子様のご家族から、プレゼンター様へお礼のお手紙が届いております。

(お母様より)
この度はウィッグのプレゼントをありがとうございました。
このような素敵であたたかいプロジェクトにお世話になり、ウィッグを使用してみることができること嬉しく思います。
娘は○〇年生になりますが、転勤を機にあれよあれよと髪が抜け、治療も頑張ってしていますがなかなか進展せずそれでも毎日頑張って学校にもしっかり通っています。

今は友達にも内緒にしているため、毎日何事もなく(からかわれたりすることなく)家に帰り元気な姿を見せてくれるとほっとします。
娘にもこのようなプロジェクトがあること、皆が見えないところでも支えてくれること、同じように戦っている人々がいることを話し、感謝するばかりです。
本当にありがとうございました


毎日頑張って学校へ通われているとのこと。
お友達にはまだ内緒にされているんですね。それで良いと思います。無理に話す必要はないですよね。
カミングアウトについては昔から賛否両論あるようですが、私は本人がどうするか自由に決めれば良いことだと思います。

誰もがSNSで自分を自由に表現できるようになったこの時代。
障がいや病気、セクシャリティに関することなどをカミングアウトして生きていくこともひとつの道。確かにそれができればとっても気持ちが楽になるだろうし、同じ志をもつ仲間と出会える機会も増えるでしょう。

でも、カミングアウト=立派なこと、素晴らしいことではないと私は思うのです。
誰にも知られたくない。気づかれたくない。
そういう思いも、とっても大事な守られるべき感情です。

なにが正しい?なにが間違っている?

あなたが正しいと思うことが正しいのです。間違いはない。
もしその物差しではかるとするなら、誰かにとっての正解はだれかにとっての間違いになる。結局、本当の答えなんてないのです。

だから、自分の心のままに決めれば良い。
カミングアウトするか、しないか。
どちらの選択も受け入れられる世の中であって欲しいし、その世界を創っていくのが私たちの使命だとも思っています。

学校生活、思いきり楽しんでね。
きっと素敵なお友達に囲まれていることと思います。
お母様も毎日心配が尽きないと思いますが、適度に息抜きされて下さいね。
何かあればいつでもご相談下さい。

頂いたお手紙は責任をもってプレゼンター様へお届けします。
この度はウィッグドネーションDa-reにあたたかいご支援をお寄せいただき、誠にありがとうございました。