脱毛症や乏毛症、抜毛症等のお子さんにウィッグを。

「一般社団法人 ウィッグドネーションDa-re」は、脱毛症や乏毛症、抜毛症等のお子さんにウィッグをプレゼントする活動です。

一般社団法人 ウィッグドネーションDa-re

Da-re.35 届きました!

ドネーションウィッグ35号がお子様に贈られました。
受け取られたお子様とご家族から、プレゼンター様へお礼のお手紙が届いております。

(お子様より)
ウィッグありがとうございます。
このウィッグをつけて思い出を思い出して笑顔になりたいと思います。


(おばあ様より)
○〇のためにウィッグをプレゼントして下さりありがとうございます。
すぐに箱を開けてウィッグを着け、、とてもかわいくてみんなからかわいいと言われて照れながら、とても良い笑顔で家族皆温かい気持ちになりました。

本人にはこれからもつらい時があると思いますが、強く明るく楽しく生活してもらいたいと思っています。
本当にありがとうございました。コロナウィルスに気をつけて健康にお過ごし下さい。


今回はおばあ様からお孫様へのご応募でした。
おじいちゃん、おばあちゃんにとって目に入れても痛くないほど可愛いお孫さん。とても心配されている事と思います。

それでもこうして「ウィッグで笑顔にしてあげたい」と、前向きに向き合ってくださっている。ご両親にとってもきっとすごく心強いでしょうね。お孫様へはもちろん、ご両親に対する優しさとお気遣いを感じ、私の心まで温かくなりました。

実は、私への相談の中で多いのが「祖父母や親せきから子供の髪の毛の事を言われてつらい」というもの。
もちろんおじいちゃんおばあちゃんやご親戚の方はきっと、心配しているからこそつい口を出してしまうんですよね。それはご両親もよくわかっていらっしゃるのです。

でも、身内から「治る方法はないの?」とか「かわいそうに」なんて悪気なく言われてしまうと、ご両親・・特にお母さんの心には深い傷がついてしまいます。

治してあげたいと一番に願っているのは他でもない、お母さんです。
可愛いわが子の事を「かわいそう」だなんて、決して言って欲しくないのです。

髪の毛の病気に限らずですが、心の支えが必要なのは実はお子様ではなく、ご両親の方だったりします。
お父さんとお母さんの心が安定していれば、お子様はそれだけで安心して過ごせます。子供は親の事をそれだけ注意深く見ています。

だからこそ、いちばん身近にいるおじいちゃん、おばあちゃんには、いつでもご両親の支えであって欲しいと思うのです。

私の実母は、娘の事でふさぎこんでいた私に「私は何も心配してないよ。だってあなたの子だから。」そう言ってくれました。
この言葉がなければ私の心は完全に折れていたかもしれないと、今も思います。
(ちなみに実母はDa-reの理事です☺)

可愛いわが子。大切な孫。時々会えるのが楽しみな甥っ子、姪っ子。それぞれの立場で愛してあげてください。家族みんなでたくさん可愛がって育ててあげてください。

愛された分だけ人は強くなり、優しくなる。

頂いたお手紙は責任をもってプレゼンター様へお届けいたします。
この度はウィッグドネーションDa-reにあたたかいご支援をお寄せ頂き、誠にありがとうございました。